2011.11.01

昔のヒーロー 今のヒーロー
 
 「国民を恐怖と不安のどん底へ突き落とそうとしていることは分かっているのだ。だが、この月光仮面をはじめ日本の国民はそれほど愚かではない。」悪事をたくらむ国際暗殺団に向かって、月光仮面が放った言葉です。
 
今からおよそ半世紀前、テレビ放送された「月光仮面」のクライマックスの場面です。白いマントにサングラス、オートバイにまたがって登場し、悪に立ち向かい世の中を救うヒーローの存在は、10歳前後少年にとって、あまりにも格好良く、眩しすぎるものであった。
 
しかし、このテレビ放映の最高視聴率が67%を超えていたにも関わらず、1年半で打ち切りとなってしまった。一説によると、テレビを見た子どもたちが、フロシキをマントに見立てて木から飛び降り怪我が絶えず、ママたちから非難・抗議が殺到したためと言われている。
 
 ちなみに、この時フロシキを身にまとい月光仮面よろしくダイビングを繰り返していた少年とは、現在60歳代前半、正に園児のお爺ちゃんたちの世代だったのです。お爺ちゃんたちを惹きつけて止まない魅力たっぷりのヒーロー。
 
魅力の根源は「愛と正義」だったのです。その後、「仮面ライダー」「ウルトラマン」の登場は、今のパパたちの世代にとって、やはり「悪と戦う正義の味方」として長年君臨してきたヒーロー中のヒーローだったのです。余談ですが「変身」「合体」という魅力的な要素も加わり、パパたちの多くが虜になってきたものです。
 
 さて、今どきの子どもたちの憧れのヒーローは何でしょうか。アンパンマンやジャンケンマンもいいけれど、月光仮面やウルトラマンに比べると少し頼りない?
 
 要は、子どもが強い憧れを抱くところに意味があるのです。憧れの存在こそ、子どもたちの人格形成に大きな影響を及ぼすのです。子どもたちがこれから先、夢中になって追い求めていく存在とは、いったい何だろうか。
 
 再び木に登り、ママたちをハラハラさせる程に、魅力溢れる正義の味方は今どき出現するのでしょうか。
 
電話相談件数(平成23年4月〜平成23年9月)

内容別件数(のべ件数)
1元気がない
3
2乱暴な行動が目立つ
4
3落ち着きがない
4
4偏食が目立つ
2
5友だちができない
13
6いじめる・いじめられる
7
7集団生活になじめない
4
8ことぱ(幼児語・幼児音等)
4
9お話が聞けない
2
10その他
81
合   計
124
 
「その他」の内訳(のべ件数)
1夫婦・家庭に関すること4
2保護者自身に関すること7
3園・学校に行きたがらない5
4幼稚園に関すること12
5子どもの健康に関すること14
6子ども自身に関すること4
7友達に関すること5
8自閉症・チック・多動・学習障害5
9親子の関わり方19
10反抗期0
11排泄1
12その他(親同士・習い事・相談相談機関等)11
合   計87
※複数項目にわたる相談のため、その他とその他の内訳の合計は合致しません。